be 動詞を'です' という意味だと教えること。

be動詞を〜です。〜と教えることについて、「学び直し中学英語」の読者のお一人から、お叱りを受けました。拙著にも書いた通り、be動詞は〜です。〜 とイコールではありません。しかし、英語を初めて学ぶ小学生、中学生にとっては、少なくとも最初のうちは、be 動詞は〜です〜と教えてしまったほうがいいのです。

何故ならば、生徒たちは、英単語と日本語の単語を1:1 で覚えたがるので、
      I am a doctor.
という文で、Iが私は、am. が 〜です、a がひとつの、doctorが医師と教える方がずっとわかりやすい。

例外はもちろん出て来る。

I was in my room.

この文で、wasは でした、ではなく、いました、である。このように別の意味が出てきた時に、その都度、教えていけばよいのである。

初学者向けには、文法も、やさしい嘘をついてもよいと思っている。

岡田順子の英語教育2.0

英語や英語教育を中心に、日常生活で感じたことなども書いていきます。 英語の先生、そのほかの皆さま、是非是非よろしくお願い致します!

0コメント

  • 1000 / 1000